お店をはじめて17年、いろんな植物たちを育ててきましたが、
すべての植物たちの植性がわかっているかというとそうでもありません。
オリーブやトネリコといったもともと丈夫で強健な植物たちでも、
さすがに今年の猛暑で水やりを忘れてしまうとほとんど枯れてしまいます。
そんな枯れたオリーブを引き下げて、枝を切り戻しながらこれは茎に
グリーンの部分がないので、ほとんど株元あたりで切ってほったらかし
にしていたのですが、なんと3か月後新芽が枝のあちこちからでてきてました。
なんとしぶとい植物なんだってびっくりするやら。。。
あちゃー、もっと上で切り戻しすべきだったかなぁーー
多分死にかけていた根が生き返ったのかもしれません???
それから上の写真のユーカリなんですが、鉢植えはむつかしいのはわかっては
いるつもりで、気を付けながら水やりをしていたのですが。。。
8月中旬の猛暑まではなんとか元気だったのが、夏休みのあいだに、
新芽が黒くなりはじめ、他の葉っぱも茶色になりはじめたんです。
これはダメかと思ったのですが、ご存知のかたも多いかと思いますが、
このユーカリ地植えするとすっごく強いんです。
だめもとで、地植えしたところ、10月初旬すぎあたりから、
なんと新芽を吹いてきました。。。。
なんとか根が復活して、活動を始めたようです。
こんな処置の仕方があるのかと改めて思った次第です。
丈夫で育てやすいと思われているローズマリーなんですが、
これもくせもので、生産者の東西でつかっている用土の質がまるでちがうと
いうことを教えてもらったのは数年前でした。
生産者の用土にあわせて植替えするときの用土を考慮する必要があります。
写真のローズマリーも、ポットの状態で根張りがよくて、安心して水やりを
していたのですが、、、、ある日葉っぱがぽろぽろと落ちてきたんです。
もしかして根をきちんと処理してから植え替えしたほうがいいかもと思い、
そのようにしたところ、また復活してブルーの花を咲かせてきました。
観葉植物も同じですよね。
最近のものは、あまり根がはらずに出荷されてくるものも多かったり、
使っている用土が???なんてもものあるので、気を付けないといけないようです。
これから寒くなってくる季節です。
戸外で養生することが難しくなってくるので、元気のない植物は今のうちに
対処してあげたほうがいいかもしれません。
by 剛
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