酷暑のなか、植物達はよく頑張っているとしか
いいようありません。
しかし、元々は殆どの観葉植物たちは亜熱帯など
暖かいところで自生しているものなんです。
とはいっても自生している植物は地面に植わって
いるものですから、どんなに太陽が照っていても
地面のなかを水をもとめて根をはりめぐらし、
どこからか水をみつけて、枯れることはほとんど
ありません。
アンティーク鉢の”ハツユキカズラ”
しかし、鉢植えの植物たちは限られた土のなかで水を
もとめるので、この酷暑のなかでは適度に水をあたえる
必要があります。
今年は乾燥に強いといわれるオリーブが枯れたり、
地植えの植物ですら枯れたケースをみてきました。
また、例年より植物のご相談をよくうかがいます。
人間ですら熱中症になる天候ですので、丸一日日があたる
場所では、毎日1回また場所によっては2,3回ほど水を
与える必要があります。。。。
但し、水をあたるのは、1日1回とか1週間に1回とかいう
時間軸で考えがちですが、水遣りは時間で考えてしまうと
失敗してしまいます。
本来は植物の状態をみてから、水を与えるのが理想なんで
しょうが、よほどの観察力がないと難しいものです。
考えなくてはいけない要因は、季節、温度そして日当たり
置き場所(戸外、室内)、そして植物の状態と植物の性質
ですね。。。
室内の観葉の基本は、鉢土を手でさわってみて、乾いている
ことを確認してからたっぷり水をあたえる。 しかしこの基本
にしたがって水をあたるのは、気温が十分にある春から秋で
あることと、根がきちんと生育している場合です。
フロリスタあさ木の場合は、スタッフの手で植替えをします
ので、植物の性質により土質をかえたり、根の生育状態を
確認したうえで鉢植えしますので、その状態に応じて、
水遣りや育て方をお客様に説明するように心がけています。
しかし、やはり実際育てられるのは、お客様ご自身ですので、
家族の一員のように、できるだけ観察しながら育てていただき
たいものです。 また、元気がないようであれば、できるだけ
早くご相談いただければ、解決する方法が見つかりやすいもの
です。
太陽の光は、この酷暑のなかではなにか悪者のようですが、
適度な温度のもとでは、この太陽の光をあてないと、本来の
植物がもっているものがでてこない場合があります。
斑入りや、黄色、黄緑の葉っぱ、上の写真のようなハツユキカズラ
の葉っぱもそうです。
薄い色や、綺麗な色をだそうとすると、太陽の光にあてないと
いけません。 もちろん、花を咲かせるためには必要ですよね。
また、春から秋にかけて十分太陽の光をあびたものは冬越しが
強くなるともいわれています。
いろんな栄養剤や、肥料といったものも大切なんでしょうが、
自然の力を利用し、家族の一員としてのケアーをしてあげれば
植物も元気になりますし、元気な植物はあなたにエネルギーを
あたえてくれるものです。(酸素、マイナスイオンなどをだし
たり、悪い磁気や有害物質などを吸収などなど。。。)
またギブアンドテイクの精神は、人間の間だけでなく、
対植物にたいしてもあてはまる普遍の精神のようです。。。
それでは。
By Go
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