先日13日土曜日にウンベラータについてアップしました。
再度読み直していると、気がついたことがあったので、
その2として追記いたします。
ウンベラータはとても丈夫で強健な植物であると、ご紹介
いたしました。
その中で、元気がない場合について記載しているのですが、
どうして元気がないのか、まずその原因を見てみるという
ことが、抜けていました。
また病害虫についても、記載してみます。
1)葉が落ちる、元気がない
原因
1− 水が足りない。これは植物の葉がしなっとなっており、
鉢土が乾きっぱなしということですよね。
対策 この場合は、水を十分あたえれば良いですよね。
注意しなくてはいけないのは、水のやりすぎで、根腐れ
して葉がおちる時もありますので、土を必ずチェックし
ください。
原因
2− 水のやりすぎによる根腐れ。 土が湿った状態で水をやり
続けると、根がくさり、葉も当然元気がなくなり、落ちて
きます。
対策 この場合は、まずは水やりを控えます。
一番いいのは、面倒ですが一度掘り起こし、根の状態を
確認して、じゅくじゅくした痛んだ根は取り除き、新しい
土に植替えして、気温がある程度あれば外の戸外の日陰で
養生します。
原因
3− 光不足。
対策 室内であれば、基本的には、窓越しに光のあたるところに
置くのが一番です。 もしくあは、戸外の日陰で様子をみて
新芽がでてきたら、直射にあてると丈夫で冬越しも強くなり
ます。
原因
4− 温度不足。
対策 5度以下であれば、厳しい環境です。 暖かいところに
移動して、様子をみるのと、春先以降光が十分あるとこ
ろでとか、戸外の日陰で養生したあと直射で生育します。
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2)葉っぱが茶色になってくる。
原因
1− 上記の水と、光不足を疑います。
対策 上記の通り
原因
2− 根つまり。
対策 まず、水遣りしたときの水のおちる時間を見てあげてください。
すっと下から流れ落ちなければ、かなり根がはっているものと
考えられます。 また植替えしてから3−4年たつようであれ
ば、植替えをお勧めします。
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3)葉っぱが白っぽくなりざらざらしてくる
原因: はだに
対策 これは、薬撒布してください。
オルトラン乳剤と展着剤(ダインなど)で、溶液をつくり
撒布します。 2週間程度4、5回撒布します。
一度はだにがついた葉は、切り取るか、薬撒布したあと、
葉に艶出しなどのスプレーをほどこす。
そのあとは、室内においたものであれば、日陰で養生した
あと、直射にあてていけば、新芽がどんどん吹いてきます。
(気候は 春から秋の間で気温がある程度ある場合)
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4)幹、葉に白い物体がついている
原因: カイガラムシ
対策 まずは、カイガラムシをぬれたティッシュなどでふきとり
ます。 そのあと薬を撒布しますが、あまり強い薬の場合
植物自体が弱ることがあります。
オルトラン乳剤、展着剤でも有効です。
予防としては、葉の表裏を定期的に水で霧吹きするとか、
濡れティッシュで拭くことをお勧めします。
** 植物への、霧吹き: HB101を混ぜた水でのスプレー
は、その成分の松脂?のせいか、病害虫の予防には大変
有効です。 炭素病の予防、虫がその成分を嫌うせいか、
効き目はあるようです。
それでは。
ps
ウンベラータを念頭に述べてみましたが、
他の植物にもあてはまることもあります。
⇒ Florista Asaki (09/02)
⇒ Takashi Kondo (09/01)
⇒ Florista Asaki (05/28)
⇒ 姉妹の母 (05/25)
⇒ Florista Asaki (12/07)
⇒ 島 美智子 (12/05)
⇒ Florista Asaki (09/09)
⇒ t.o. (08/08)
⇒ Florista Asaki (05/23)
⇒ Florista Asaki (05/23)